親方日記のページ

今は明けて大晦日の１時半です。
おかげさまで今年の営業は全部終了しました。
今年もみなさん本当にありがとうございます！

みなさんのおかげで今年も生きてこれました☆

今年はあんな事があり
ぜってー誰もお客さん来ねーだろーって中で再開し
ほーすたっけ！めちゃくちゃお客さん来てくれて
「震災バブル」なんつーバカげた言葉も飲食業界の中ではありました。

やっぱり今でも頭から離れないのは
震災後１ヶ月で店開けて
毎日買い出しに行く道の途中の津波くらった車が放置されてる風景や
あの頃はまだネェさんちから通ってたので
その帰り道の産業道路のまっ暗な怖さとか
震災後初めて七ヶ浜に行った時の景色とか
そんな事がおれの中にあります。

店再開した後も、今だから言うけどおれ
　世間がこんな状態なのに、酒飲む店なんか開けてていいのか？
　他にもっとやるべき事はねーのか？
　まだおれ、無事を確認してねーヤツもいるんだぞ？
　ボランティアとかしなくていーのか？
　ビーチクリーンは？
　その前にまずおれ、不謹慎じゃねーのか？？
いろんな事考えた時もありました。

でもおれが店開ける事で
被災地に少しでも灯りつけなきゃ！
地域の人たちや自衛隊のみんなに
「おれも頑張ってっから！」ってとこ見せなきゃ！
復旧作業で来てくれてる出張のみなさんに
被災地でも頑張ってるヤツがいるんだってとこ見せなきゃ！
って、それだけの想いでした。

メディアにも取り上げられた事もあったけど
そんなこたー正直どーでもいーす。

おれは小波やの前を通る人たち
小波やに来てくれた人たち
その人たちにしかできる事はなかったす。

それがどんな効果があったのかなんて
おれにはわかんねーけど
でもおれは、今年おれができる事をやりきったプライドはあります。



そんな中、毎度のことですが
一番感謝するべきは、やっぱりネェさんで

おれが４月11日のちょうど１ヶ月めに店開けるって言った時
フツーなら大赤字になる場面なので
止められたと思うんです。

でもネェさんからは一言も反対の言葉は無く
おれに全面協力してくれました。

おかげさまでおれは
自分のプライドと自分の生活を両立できました。


やっぱりおれは幸せもんです。

こんなステキな人と人生おくれてます
こんなステキなお客さんと生きていけてます
こんなステキな仲間にかこまれてます

他には何にもいらねーす！


なのでみなさん
これからも小波やおれととネェさんとバイト君達を
ひとつ夜露死苦べいびー☆


みんな大好きです！

ありがとう！！








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経験？そんなんどーでもいーす。
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小波やの夜露死苦べいびー☆
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ストロングミヤギ
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私達の町、宮城県を元気にします！おだづなよ、津波！

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