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2024/03/29 07:17 |
クリスマスのいい話
これ、有名なお話なんですが
知ってる人はスルーで
知らない人は、クリスマスプレゼントとして読んでみてください。


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一昨年のクリスマスの日の出来事です
 エピソードとして話をしたいと思います
 うちには6歳の双子の男の子がいます

 わが家では、クリスマスイヴの夜に、彼等が寝静まった枕元におもちゃを置いて、次の日の朝、彼等が目を覚ましておもちゃを見つけて「わぁ!サンタが来た!」とおもちゃで遊ぶ事を年間行事にしていました

 その年も、同じように彼等の枕元におもちゃを置きました
 次の朝、起きて「わぁ!サンタが来た!」と、いつもと同じ光景が起こると思っていました
 そう信じていました

 弟に買ったおもちゃは、ヒーロー戦隊もののロボットこれは、良かったのですが、兄に買ったおもちゃが子供用のコンピューターでした
 そのコンピューターの電源を入れた瞬間に事件が起こりました
 電源を幾ら入れても繋がりません
 壊れていたのです
 お昼になるのを待って、買ったおもちゃ屋さんに電話を入れました
 責任者の方が出て、こんな対応をされました
「あ~故障ですかぁ~
それは、申し訳ないですね~
でもね、それは作ったメーカー側の責任ですよね
メーカーのお客様相談室に電話をして下さい
電話番号、言いますので」

 “んーん?”と思いながらも、おもちゃメーカーに電話をしました
 クリスマスの日に、おもちゃメーカーに電話してみると分かりますが繋がらないんですよね
 1時間に4~5回位の割合で、夕方位までかけました
 タイミングも悪かったと思いますが、なかなか繋がりません
 昼過ぎ頃から、兄は泣きはじめ、弟は新しいおもちゃで遊んでいます

 妻は、泣く兄に「ちょっとくらい我慢しなさいよ」と、これはサンタさんからのプレゼントだから
「我慢しろよ!って言うのも、おかしいだろう」と取り乱す一幕もありました

 しびれをきらし、夕方4時を回って、もう一度買ったおもちゃ屋さんに電話をしました
 同じ人が出て、同じ対応をされました
 そこで僕は、ちょっと腹が立つのをこらえて電話で、こう言いました

「クリスマスの日、お忙しいのに故障の電話なんかして申し訳ございません。もう修理は結構です。が、一つだけ、お伝えしたい事があります」
 「はぁ?」
 相手の人は、警戒心を強められた事と思います

 僕は、かまわず言いました
「僕がそちらのお店で買ったものそれは、何だか解りますか?
僕が買ったものは、本当は居るはずのないサンタクロースが子供の心の中だけにはいますよね
彼等はイヴの夜、サンタに会おうと夜更かしをします
一時間、二時間経っても現れる様子のないサンタを…
そして睡魔に勝てず寝てしまいます
次の朝、枕元におもちゃが置かれている
その、おもちゃを見て“あっ!サンタが来た!”って、心踊らされ遊ぶ
その夢と子供達の感動に僕は、お金を払ったたのです
僕が、そちらのお店で買ったもの、それはおもちゃでは無いんですよ
その夢と感動です

だからこそ、このクリスマスにこのおもちゃで遊ぶ事が、どれほど大切かと言う事だけは理解して頂きたいと思います
また、余裕がある時に修理をお願いします」
 そう言い電話を切ろうとした瞬間、

 何が起こったと思いますか?
 その人は、しばらく黙って、その後
「お客様、時間を頂けますか?」
 今度は、僕がびっくりしました
「お客様が、お買い上げになった子供用コンピューターは超人気商品の為、この店には在庫がございませせん」
 それを聞いて
 調べてくれたんだなぁと思い、胸がグッとなりました
「でも支店を探してみれば、一つくらいあるかもしれません
もし、あれば今日中にお届けさせて頂きたいと思いますので、少し時間を頂けますか?」
 僕は、
「えっ本当ですか?本当にあれば子供は凄く喜びます。お願いします」
 と言い電話を切りました
 電話を切った後、僕の胸は期待に張り裂けんばかりに“頼む!あってくれ!”
 そして心待ちにして“ピンポン”が鳴るのを待ちました

 夜8時になっても誰も来る気配はありません
 子供達は、寝支度をして布団の中に入りました
「間にあわなかったなぁ
無かったんだなぁ
今年のクリスマスは、がっかりだなぁ
こんな事もあるさ」
 と諦めたその時です

 ちょうど9時頃です
 “ピンポン”
 鳴りました!
「よし来た!」
 小さくガッツポーズをしながらも、僕は何食わぬ顔で子供達を部屋に残し玄関に行きました

 ドアを開け、その人がコンピューターを抱えて立っていました
 しかも、サンタクロースの服を着て

 僕は驚きました
「えっ!? サンタ!?」
 思わず言ってしまいました
 その人は、こう言いました
「サンタクロースです!
お子さんを、お呼びください」

 僕は漠然とスーツ姿で代わりのコンピューターを持ってくる、そう思っていました
でも、僕の前に立っていたのはサンタでした

 僕は興奮して子供達を呼びに行きました
「早く降りておいで!」

 子供達は何事かと、ドタバタと階段を降りてきました
 そして、その人の姿を見た瞬間
「サンタ! サンタさんだぁー!」
 驚きながらも、次の瞬間には ピョンピョン 飛び跳ねていました
 そして、その人が子供達の目線に合わせて、こう言いました
「ごめんね
サンタのおじさん忙しくてね
壊れたおもちゃを持ってきてしまったんだね
はい これは、ちゃんと動くからね
お利口にしていたら、来年もまた来るからね」
 そう言って、頭を撫でてくれました
 僕は、子供達を部屋に戻し、その人にお礼を言いました

「ありがとうございました
子供の夢を繋いでくれてサンタにまでな って頂き本当にありがとうございます」

 その人は、こう言いました
「私たちが売っているものは、おもちゃではないんです
 “夢と感動”なのです
忙しさにかまけて大切な事を忘れていました
それを教えてくれて、ありがとうございます」 と

「とんでもないです
こちらこそ本当にありがとうございます
こんな事をして頂けるなんて、僕は一生あなたのお店からおもちゃを買います」

 その人は泣かれていました

 僕も思わず泣いてしまいました

 その夜は、とても不思議な気分でした
 眠れませんでした
 眠らなくてもいい、そう思いました

 なぜあの人はサンタの服で来たのだろ
 そう考えると“ズズ”っと思いがよぎりました
 いきついた言葉、それは“感動”でした
 僕は、それ以来そこのおもちゃ屋〇〇〇〇〇で買ってます


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2011/12/25 10:47 | Comments(3) | TrackBack() | ブログ

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コメント

ウチの今年度の目標「+αの笑顔」に必要なことを再認識させていただきました。
posted by 流星みー。at 2012/05/20 21:03 [ コメントを修正する ]
岡山のお客さん...けっこういるんっすよ〜☆
でもたぶん顔見りゃわかると思うんですが。

今は地元にいるのかなですが
その節はありがとうございます!

またこっち来る時があれば
そん時は別に食ってかなくてもいいので
元気な顔見せてくれればと思います
posted by こなみやat 2012/01/20 00:08 [ コメントを修正する ]
無事かな?

掘り下げて 見ていくと
クリスマスの
素敵な 話を

ありがとうございました
posted by 岡山の 小波や ファンat 2012/01/19 19:55 [ コメントを修正する ]

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